Top Page Information Concept Herman Melville Seafood Lobster Saipan
サイパンの想い出に残るディナーはモビーディックレストラン
ハーマンメルビル
Biography
『白鯨』
モビーディック物語①

***『白鯨』***
モビーディック物語②

『白鯨』
モビーデック物語③
『白鯨』
モビーディック物語④

『Moby Dick / 白鯨』②   ハーマン・メルヴィル


見張りが鯨を発見。銛を打ち込み追跡、格闘の末、あたりの海を血に染め仕留める。
男たちは歓喜した。鯨は解体され、脂肪を煮て純粋な油を採る。それは1000軒の家の火を灯し、暖炉の時計を動かし、王の頭に塗る香油となる。重労働の末、骨は海に捨てる。それは陽気な葬式だった。

エイハブは多くの捕鯨船の航海日誌をもとに、鯨の動きを海図に記録していた。「あいつは、4月にはビキニに来るだろう。」

スターバックはこの恐ろしい執念に取り付かれたエイハブを忠告する。「本能で動く生き物を憎むなど、神への冒涜です」しかし、エイハブは聞き入れない。

ある日、イシュメールがマストに登り、鯨の大群を発見した。男たちは狂喜して追い始めた。その時、通りかかった捕鯨船エンダビイ号の船長から白い大きな鯨を見かけたとの話を聞いて、エイハブは皆を引き上げさせ、強引に進路を変更して白鯨を追った。

普通の鯨はエイハブの獲物ではないのだ。
「このままエイハブ船長に従っていると、誰一人、二度と故郷の土を踏めなくなる」スターバックは気に病んでいた。



目的地に着いた、風がぴたりと止み焼け付くような暑さが身にこたえる。
クイーケグは骨占いをしていたが突然驚いた顔をして、舩大工を呼んで自分の棺桶を作ってくれるよう依頼した。クイーケグはイシュメールの勧める食事もとらなくなった。

7日7晩甲板で見張りをしているエイハブ船長に「鯨発見!」の声。その鯨は鯨というにはあまりにも巨大で不気味だ。エイハブを先頭に4隻のボートで追うが逃げられてしまう。風がないと追えないのだ。

別の捕鯨船レーチェル号に出合った。レーチェル号の船長がエイハブに叫んだ。「白い大きな鯨に息子がボートごとやられた。まだ12歳なのだ。捜索に協力してくれ!」

白い大きな鯨!モビーディックだ。エイハブは捜索を断り、白鯨を追うと伝えた。スターバックはそれを聞き、エイハブはもはや人間ではない、と嘆く。

Melville
Story ①
*****→
Story ②

Story ③
Story


Copyright(c) 1996 NGT All Rights Reserved.